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首つり自殺…一転、保険金殺人 宮城県警に恩を売った男の決死の覚悟とは(産経新聞)

 【衝撃事件の核心】

 10年前、宮城県亘理(わたり)町内の自宅で首つり自殺したとみられていた自衛官、高橋光成さん=当時(45)=は、巧妙に仕組まれた殺人事件の被害者だった。県警は当時、検視を行いながら自殺と判断するミスを犯したが、ある被告の証言から捜査をやり直し、今月3日に殺人容疑で妻のまゆみ容疑者(49)や実行犯の菅田伸也被告(31)=別の強盗殺人罪などで起訴=ら5人を逮捕。5人は25日に殺人罪で起訴された。県警に恩を売った貴重な証言の主には、菅田被告らを陥れてでも自分の供述の信憑(しんぴょう)性を高めようとする文字通り決死の覚悟があった。(中村翔樹、吉原知也)

  妻のまゆみ被告が沖縄に転居後、知人女性に送った手紙

 ■「夫が首をつっていた」 妻の証言で真相は闇に葬られ…

 平成12年8月6日夜。亘理町内の高橋さん方に119番通報を受けた救急隊員が駆けつけると、首に絞められたような跡がある高橋さんの遺体が横たわっていた。遅れて現着した県警の警察官に、傍らに立ち尽くしていた妻のまゆみ被告はこう告げた。

 「外出先から帰ったら、夫が台所で首をつっていた。首に巻かれていたロープを切って、遺体を下ろした」

 県警は民間の警察医に検視を依頼し、首にロープなどで絞められた際にできる索条痕があり、妻の証言と矛盾しないことなどから自殺と判断。事件性があるとみられる場合に行われる司法解剖には回さなかった。それから約10年間、真相は闇に葬られたままだった。

 まゆみ被告は夫の3回忌も済ませずに自宅を売却。14年4月ごろ、2人の娘を連れ、仙台市太白区内に新築されたデザイナーズマンションに引っ越した。

 購入価格は、3LDKで約2200万円。

 隣人の女性(38)が約1カ月遅れて入居し、洗剤を持ってあいさつに行くと、まゆみ被告は笑顔を振りまきながら、こう話した。

 「若いのにこんなマンションに住むなんて立派ね。私は夫が病死してしまったので、保険金で買ったのよ」

 髪を肩ぐらいまで伸ばし、細身の体形。昼間に顔を合わせるときは、薄化粧でメガネをかけ、トレーナーやジーンズのような地味な服装だった。

 ただ、昼夜を問わず、いろいろな仕事に手を出していた。保険の外交員、ビルの清掃作業員、犬のブリーダー…。東北地方最大の繁華街である仙台・国分町では週3回程度、ホステスとしても勤務。クリスタルガラスのアクセサリーを作るのが趣味で、客に販売することもあった。

 保険の外交員やホステスは、結婚前からの仕事だった。ホステス時代を知る知人女性は「男性客にこびを売るようなところがあって、同僚からは煙たがられていた。高橋さんとは保険の営業中に知り合い、2度目か3度目かの結婚だったと聞いた」と打ち明ける。

 殺人犯であることを忘れたかのように平穏な日々を送っていたまゆみ被告の周辺に異変が起きたのは、18年夏ごろのことだ。

 マンションに若い男2、3人が頻繁に出入りするようになり、夜中に大声で話したり、壁を激しくたたく音が響いたりした。まゆみ被告の車に男3人が乗り込んで出掛けることもあった。

 同じころ、まゆみ被告は娘2人と沖縄旅行に出掛け、戻ってくると突然、「沖縄に住みたい」と言い出した。その後、2、3回物件を探しに行き、同年11月、那覇市に移住。さらに宜野湾市、再び那覇市と転居を繰り返した。捜査関係者が心情を推し量る。

 「夫の殺害を依頼した菅田被告が逮捕され、さすがにまずいと思ったのだろう」

 その依頼とは−。

 ■「自殺を装い、自衛官を殺害」 ある被告の告白で再び光が…

 実は、まゆみ被告が沖縄に移り住む1カ月前の同年10月9日、菅田被告が貸金業法違反容疑で、宮城県警に逮捕されている。県警は当時、16年9月から仙台市青葉区の飲食店経営、石垣英治さん=当時(30)=が行方不明になっている事件に着手。菅田被告が深く関与しているとみて、足掛かりにしたのだ。

 同じ日には、強盗と逮捕監禁容疑で、菅田被告と同様、石垣さん失踪(しっそう)事件の主犯格とみていた暴力団組員の笹本智之被告(35)も逮捕している。

 その後、笹本被告らが「石垣さんを殺害し、遺体を仙台市太白区内の山林に埋めた」と供述したことから、県警は18年11月、太白区内の山林を丹念に掘り返したが、肝心の遺体は発見できなかった。

 県警の捜査が行き詰まっていると感じた笹本被告は昨年6月ごろ、もう一つの殺人を告白する。

 「平成11年にも、兄貴分だった暴力団組員を殺害し、遺体を仙台市太白区内の山林に埋めた」

 今度は供述通り白骨遺体が見つかり、東京都中野区の打田篤司さん=当時(31)=と確認。県警は昨年10月、石垣さんを殺害し、現金約5000万円を奪った強盗殺人容疑で、笹本、菅田両被告らを逮捕し、今年2月に打田さんを殺害した殺人容疑で再逮捕していた。

 しかし、笹本被告は2つの事件の容疑を全面的に認める「完落ち」状態であるのに対し、菅田被告は否認を貫き通している。どちらが真実を語っているのか。県警は、裏付け捜査などから笹本被告の供述は信憑性が高いとみているが、裁判員裁判を控え、慎重にならざるを得ない部分もある。業を煮やした笹本被告は最後のカードを切った。

 「菅田被告が自殺を装って自衛官を殺害し、保険金を手に入れている」

 この証言で、高橋さんが死亡した経緯に再び光が当たることになった。

 県警が再捜査すると、妻のまゆみ被告が高橋さんの生命保険金1億数千万円を受け取っていたことが判明。さらに、まゆみ被告が周囲に「夫に暴力を受けている」と漏らし、ホステス時代の客だった菅田被告らに殺害を依頼していたことを突き止めた。菅田被告は、高橋さん殺害容疑は大筋で認めているという。

 起訴状などによると、筋書きはこうだ。

 事件の2〜3カ月前に、まゆみ被告が菅田被告らに高橋さんの殺害を依頼。事件当日は、まゆみ被告が外出した後に菅田被告ら男4人が押し入り、酒を飲んで居間で寝ていた高橋さんを持ち上げ、暴れるのを押さえつけながらロープに首をかけて殺害。4人が立ち去った後にまゆみ被告が帰宅し、119番通報した。

 まゆみ被告は菅田被告らへの報酬として、保険金からそれぞれ数百万円を支払ったとされるが、その後も事あるごとにカネをせびられていたようだ。捜査関係者があきれたように言う。

 「あんな極悪非道なやつらに弱みを握られたら、最後までカネを巻き上げられるに決まっている」

 ■「堕落しないように生きたい」 秘密の共有で結ばれた2人が一転…

 3つの殺人事件への関与が明らかになった菅田被告。仙台市内の実家周辺では、小中学生のころから札付きの不良として有名だった。書店を経営していたという実家は静まりかえっているが、知人が重い口を開いた。

 「野球少年で体格が良く、いつも黒っぽいジャージーを着ていた。他校の生徒とケンカしたり、授業中に教師に向かって机を投げたりするなどやりたい放題だった。実家は不良のたまり場になっていた」

 同級生の女性が最後に会ったのは、平成10年の成人式後の同窓会。会場の居酒屋近くを車に乗ってうろうろしていた菅田被告を見つけ、店の中に誘うと、後部座席に座ったまま「そういうつもりで来たんじゃねぇんだ」と強がっていた。当時から暴力団の世界に首を突っ込み、この1年後には、第1の殺人である打田さん殺害を実行したとされる。

 第3の殺人の被害者である石垣さんは、地元の4歳上の先輩で、不良仲間だった。石垣さんの高校の同級生で、暴力団組員の笹本被告と顔を合わせたのも自然な流れといえる。菅田被告と笹本被告は過去の殺人の秘密を共有することで、強いきずなを保ってきたが、笹本被告の告白でその関係は一気に崩れた。

 笹本被告でさえ、2つの殺人事件に関与しているというのだから、極刑は免れないだろう。なぜ、すすんで罪を打ち明けたのか。その心境の一端が、石垣さんの強盗殺人事件で起訴された後の昨年12月8日、別の恐喝事件などの論告求刑公判で垣間見られた。

 弁護士「先日は別の強盗殺人事件で起訴された。厳しい判決が予想されるが、今後どのような気持ちで生きていこうと考えているのか」

 笹本被告「難しいことだと思うが、堕落しないように生きていきたい。自分を見失わないようにしたい」

 弁護士「生まれ変わったらどういう人生を歩みたい」

 笹本被告「そこまで考える余裕がない。もし懲役を終えて出られたとしても70歳、80歳になっているので、余生を静かに過ごしたい。自分の趣味である読書をしながら、貧しくても生活できればと」

 弁護士「これまでの人生を振り返って、どう思うか」

 笹本被告「後悔する部分はいろいろあるが、後悔していると口にしたくないというのが本音だ」

 関係者がさらに代弁する。

 「刑期を終えた未来が見えた瞬間に人生に踏ん切りが付き、すべての罪を償おうと心に決めたのではないか。そのためには、自分の供述を捜査当局に信じてもらう必要がある。ただ、そういう心境になれるのであれば、始めから罪を犯さなければいいのだが…」

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